オーガニックの植物で身も心も健やかになっていただきたい・・・
そんな気持ちで作物を育てている私たち自身が化粧品を作りました。
ラインナップは「ジャパニーズネロリ」と「ダマスクローズ」
どちらも紀元前から香料や薬用・食用に幅広く利用され、クレオパトラが愛した香りとしても有名です。
ジャパニーズネロリの原料の甘夏花は、foretbio代表が経営する
熊本県宇城市三角町の『森果樹園』で栽培しています。
『ジャパニーズネロリ』とは
オレンジの花の香りは「ネロリ」と呼ばれ地中海周辺で古くから美容や薬用・食用に利用されていて、ローズとともにクレオパトラが愛した香りとして有名です。
北アフリカでは今でも、各家庭で作ったオレンジフラワーウォーターが傷薬や胃薬などの手作り家庭薬として使われています。
「ジャパニーズネロリ」は、ビターオレンジが日本の風土・気候で自然に変異した「甘夏みかん」の花から抽出されたものです。
甘夏みかんの花はビターオレンジと違い、花びらが丸くぽったりしています。その花から抽出したネロリは、ビターオレンジのものと比べ特徴成分「ネロリドール」の含有量が多く、さらに厚みがありフローラルな香りです。
甘夏の花は直径2~3㎝程の小さな花です。芳香成分は咲きたての花に多く含まれるため、その日に咲いた花を丁寧に手摘みします。


ダマスクローズは、熊本県合志市の契約有機農家『トルストイばら園』で栽培。私たちも花摘み等に参加しています。
『ダマスクローズ』とは
「ダマスクローズ」はオールドローズに分類され、バラの中でも特に香りが素晴らしくバラの女王と言われます。
古くはやはり薬用に利用されていた記録があり、現在でもフランスの薬品一覧にローズウォーターの記載があります。
また、ブルガリアンローズは、ダマスクローズの中のカザンリクという種類です。(トルストイばら園でも、ピンクレダ、イスパファン、カザンリク等がさいばいされています)
ダマスクローズは早朝に太陽の光を浴びたとき開花し、優雅な芳香を放ちます。
しかし、日が高くなり気温が上がると花が開き芳香成分が発散されてしまうまで、香りがしっかり閉じ込められている早朝から日が昇るまでに、一つ一つ手摘みで収穫します。